オーダースーツの鑑別ポイントとして、まずは「衿(芯地)」を見てみましょう。良いスーツというのは型崩れがしにくいです。スっ、と身体に馴染むというか、着るごとに身体にフィットしていく。そんなスーツが最高です。スーツが身体に馴染むための重要な要素に『 芯地 』があります。これは表地だけでは腰がなさ過ぎてクタクタになってしまうスーツを中から支えるための素材ですが、しかしこの芯地は表地と表地(裏地)に挟まれた消費者からは見えない部分にあります。それ故、一番手を抜かれやすいのです。格安店で購入したスーツは着ているうちに衿の裏側がポコポコ凹凸が付いてきます。これがよく言われる『 接着芯の剥離現象 』です。こうなると衿の表側にも凹凸は必ず出てきて、いわゆる『クタクタになった衿』になってしまいます。買ったときはピシッとしたスーツでも一雨降られると剥離してしまいクタクタの衿になる可能性があると言うことです。こうならないためには、既製品でしたらお買い求めになるとき軽く衿などの芯を擦ってみることをオススメします。薄い芯地かしっかりした芯地か位は慣れてくると分かります。これが、本バス芯を使った衿ですと、芯地に適度な張りがあり、衿を返すときにロール感が生まれ、柔らかい風合いになります。

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